バスはゆっくりと九份に向かいます。
「座席は何席も空いており、待っている人はまだ何人もいるのに、なんで乗せてあげないんだろう・・・?」と思っていましたが、その理由が判明しました。
忠孝復興駅のバス停で乗車した後、松山駅で停車したのですが、そこで多くの人がバスを待っていました。
おそらく、松山駅でバスを待つ人たちのために、座席をいくつか確保しておいてあげたんだと思われます。
その後も何か所かのバス停で停車しつつ、1時間半くらいで九份に到着しました。
バス停の向かい側にはチャイナドレスのレンタルショップがあります。
そういえば、九份をチャイナドレスでブラブラ歩くのが流行っているとガイドブックか何かで見たような。
でも、こんな雨の日じゃ、チャイナドレスの需要もあんまりありませんよね。。
九份は初めてで土地勘がないため、みんなが行く方向にとりあえずついていきます。
傘やカッパが売られています。雨の日は稼ぎ時なんでしょう。。
そして、九份の入口(?)と思われる場所までやって来まして。
さっそく中に入ってみたのですが、そこは人・ヒト・ひと。
この悪天候にもかかわらず、ものすごい人の数です!
で、ここからはしばらく細い一本道です。
細い道で、しかも混雑度も半端ありませんので、途中で引き返したくなったとしても引き返すのは簡単なことではありません。
とりあえず、道なりに、人の波に身を任せて、進むしかありません。。
この道には、食べ物屋さんやお土産屋さんなど、いろいろなお店があります。
これらのお店を見ているだけでも、けっこう楽しめます。
インドの天然線香が売られていたり。
韓国語が記載されていたり。
あとは、やっぱり、トトロやカオナシのグッズを売っているお店も多かったですね。
九份は「千と千尋の神隠し」の舞台であると一時期有名になりましたからね。たしかジブリ側は否定していたはずですが、九份でお店をやっている人たちからしたら、真偽の程はどうでもよく、売り上げが全てだと思いますので・・・。
・・・ということで、しばらく道なり、人なり(?)に歩いていますと、少しずつ人が少なくなってきました。
ちょっとだけ開けたスペースになっていましたので、記念に風景を写真に撮っておきました。
雨ですので、やっぱり微妙な写真になってしまいますよね。。
その先もまだ道がありましたので、とりあえず先へ。
しばらく歩きますと、人の影もほとんどなくなってきまして。
もやは住宅街になってきます。
台湾っぽい、趣のある家だなぁ・・・と感じるのは気のせいでしょうか。
さらに歩きますと、以下のような看板が目に入ってきました。
これ以上先に進んでも何もなさそう・・・というか、方向音痴なので帰れなくなりそう。。と心配になりまして、ここで引き返すことにしました。